ガレージハウスの間取りは?
2017.07.26

古風な建物ガレージハウスを建築する際に、重要なポイントとなるのが間取りです。ガレージハウスの間取りは、平屋の場合よりも2階建以上として建築する場合に、より綿密で難しい設計が必要になってきます。ガレージのスペースをできるだけ小さく抑えるのであれば、まだ難しさはさほど大きくはなりませんが、ガレージに作業場を加えて、広いスペースを確保するのであれば、少し難しい、あるいは建築が不可能と判断されることになるかもしれません。それは、住宅の建築においては、家全体の構造のバランスを考えなくてはならないからです。
1階部分に広いスペースを作るとなれば、その分壁や柱をすくなくすることになりますが、そのことによって、家全体を支える力が不足することになっては困ります。そのため、平屋の家であっても、いかにして柱と壁で屋根を支えるかを考えなければなりません。その耐久性を計算して壁や柱の位置決めを行なうことになります。2階建て以上となれば、さらに上階の間取りも含めて細かな構造計算をすることが必要になります。そのため、「ガレージハウスの間取りはこのようなものにしてほしい」と希望されても、必ずそのとおりに実現できるとは限らないことをあらかじめ理解しておきましょう。
また、ガレージハウスの間取りによっては、家の住み方や暮らし方、つまり生活全般にわたって影響が及ぶこともあります。広い土地に建坪が広いガレージハウスを建築するのであれば、さほど気になることではないのですが、限られたスペースに建築するとなれば、大きな影響が及ぶことが予想されます。1階にガレージを作るとなれば、その分居住スペースを小さくしなければならなくなります。車の出入りの音などを考えた場合、ガレージの隣を寝室にすることは避けた方がいいでしょう。ガレージの隣にはバスルームやトイレを配置するか、車やオートバイを眺めながら食事をしたり、お酒を飲んだり、くつろいだりしたいと考えるなら、リビングやダイニングにしましょう。
ただ、1階の建坪が十分にとれないとなれば、ガレージと作業場の他はバスルームとトイレのみとして、寝室やリビング等の居住空間はすべて2階に集中させる間取り作りも考えられます。1階に居住空間を確保したいとの考えで、ガレージのスペースを小さく作ってしまうと、車の出入りが難しくなってしまったり、大きなサイズの車に買い替えることができなくなる、ガレージで車のメンテナンスなどの作業ができない、などの弊害が起こることになります。ガレージハウスの間取りを考える際には、そういった点も考慮するべきですね。

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